健康

採血の量が多すぎる…検査するために血液を3本採る理由|どんな検査をしているのか

採血に使用されるスピッツ

医療従事者のクロフネです。

病院や健康診断に行くと、血を採られることがあります。

採血検査は「自分の身体がどうなってるかな?」というのを知るための重要な検査です。

採血されると3本セットで採られることが多いのですが、採血が苦手な人からすると

「なんで3本も採る必要があるの?」

そう思ってしまうはず。

痛いのは嫌ですし、採血されるのが得意という人はおそらくいないでしょう。

「別に1本でも良くない」

そう思ってしまうかもしれません。

しかし、3本セットで採血ってなった場合は3本きっちり採る必要があります。

今回の記事は「そんなに採る必要ある?」という疑問を解消していく記事。

医療従事者である僕が採血検査についてちょっと詳しく話します。

採血の量は検査項目によって決まる!

「採血していくけど、あなたは1本ね!」

「はい、あなたは3本採るよ!」

これは決して嫌がらせをしているわけじゃないです。

採血は検査項目によって本数が変わってきます。

例えば、血糖値を気にしている方でお医者さんに「血糖値だけを確認しよう」と言われたら1本だけ採血することになります。

これは血糖値を調べるために必要な採血管が1本だからです。

3本採られる人は、検査をするために必要だと思ってください。

採血での3本セットは検査の中身を簡単に解説!

「今回は3本採血するね」

ほとんどが血糖検査、生化学検査、末梢血検査をしています。

いやいや、なんのことかさっぱりわかりませんよね。

ここではこれら3種類の検査について簡単に解説!

採血を受ける点の注意点も同時にあげていきます。

血糖検査

名前の通り、自分の血液の血糖の値を調べる検査です。

血糖値は高いとよくありません。

「もしかしたら糖尿病じゃない?」というのを調べることができます。

検査を受ける前の注意点は、食後2時間以内での採血は控えることです。

ご飯を食べると、身体の中で血糖値は誰でも上がります。

この状態で採血すると血糖値は高い値の結果になります。

はっきりいうと、全く意味がありません。

採血を受ける前に飲食はやめましょう!

生化学検査

これも自分の身体を調べる重要な検査です。

中性脂肪やコレステロール、肝機能などはこの検査をすることで知ることができます。

どうやって検査をしているかというと、採血された血液をそのまま検査しているわけではありません。

採血された血液が固まるのを待ちます。

その後、遠心分離機というものにかけて高速で回転させて血液を分離させる作業をします。

分離した血清というものを使って、生化学検査は行われています。

この血清をウン千万する分析装置にかけて測定して検査結果を出しています。

生化学検査も採血前の食事は控えてほしい検査です。

中性脂肪などの項目は食事による影響を受けやすくなっています。

末梢血液検査

これは血液自体を分析している検査。

  • 酸素を運ぶ赤血球
  • 病気になったときに活躍する白血球
  • ケガをしたときに血を止める血小板

これらを調べています。

どうやって検査するかというと、採血された血液を分析装置にかけます。

そしてその結果を見て報告します。

「ちょっと血小板の数が少ないよ!」

「変な血液の細胞がありそうだぞ」

とかの場合は実際に血液を見ています。

「血液をどうやってみるんや」と思いますが、少量の血液を薄く薄く引き伸ばしたものを作り、顕微鏡を使って目で見ているんです。

「悪い血液細胞はいねぇか!!」と探します。

ここが末梢血液検査の大変重要な部分になっています。

採血の量が多すぎる…検査するために血液を3本採る理由とどんな検査をしているのかのまとめ

今回は健診や検査で行われる【採血】についての記事を紹介しました。

なぜ検査のために血液を3本採る理由とどんな検査をしているのかについてのまとめです。

採血を3本採る理由は、血糖検査、生化学検査、抹消血液検査を行っているからです。

どれも自分の身体をチェックする大切な検査です。

本数が少なかった場合は、検査項目になかったんだなと思ってOKです。

多く採血されるにはそれなりの理由がわかってくれると医療従事者としては嬉しいです。

今後も検査や健康について本職を活かした記事を紹介していきます。

頭についての記事は脳ドックが気になる人へ教えたい「たった5つ」のこと|頭の中を詳しく調べる必要性とはを見てください。

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クロフネ
普通のアラサーで2児(双子)のパパ。 毎日レベルアップするための記事を書いてます。 書評や映画レビュー、育児などの体験記。 良いものはドンドン紹介していく雑記ブロガーってやつです。